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前にも ハンズでお買い物の回でちょっと触れたけど
これ優れものなんです
刃が片方は2枚重ね その間にギザギザの刃が入るようになってるの
で その刃の幅に細長く切り込みが入るんです
切られた部分は 細かく切り刻まれます
どう使うかと言うと
ダイレクトメールなんかの 住所とか名前の個人情報を切り取るの
便利だよー
使うのにちょっとコツがいるけど
使い慣れると快適
いくつかのメーカーで出てるみたいなんだけど
特許じゃないの？
あと６枚刃とか８枚刃の 手動シュレッダーも欲しいなあ
あれ 持ち歩いてたら怖いよねえ
夕方にあれを持った人が前から歩いてきたら
兎巳は逃げるぜ
私は同居人と大木に作った家に住んでいる
母が 切られそうになったこの木を守るために買い取ったものだ
張った枝で安定が良さそうなところに床を張り そこで暮らしているらしい
安定がいいと言っても たかが枝なので
斜めだったり 狭かったり 凸凹だったりしているが
私も同居人もそこが気に入っていた
高い木なので 眺めは良く
川で遊んでいる子供たちなんかがよく見える
こっちに 手を振っている子もいる
遊びに来た友人が 寝る場所を探している
いつも私たちが寝ている場所は 二人でいっぱいだ
もう少し 広いところを勧めるが
そこは 壁がなく 雨や風を避けられないと友人は渋る
それではと 最上階に連れて行く
そこは広いフロアになっている
後に両親と住もうと思って用意した部屋だ
狭いが露天風呂などもあり
マンション並に設備が整っている
下から直接エレベーターで上ってこられるようにもなっている
友人はここがいいと喜ぶが
私は 彼女はツリーハウスを楽しみに来たはずなのにと残念に思う
いっやああ すごかったなー昨夜の雷
って 兎巳はたまに目が覚めて あーまだやってるよって思っただけだけどさ
あの最中
ウチの猫その１は多分何も気が付かず のうのうと寝ておりました
こいつは 震度４の地震でも起きないヤツだからなあ
せいぜい ちょこっと顔を上げて
「お、揺れてるぜ」
って顔をして また眠る
猫その２は
兎巳と寝てたんですが
大きい音がすると 飛び上がって 部屋中走り回ったりしてました
寝られないから押さえようとすると 怒るし
だいたい この子は怖がりなのよね
まあ 兎巳もこの子のおかげで 雷に気づいたようなものだ
地震には敏感だけど（しかし震度は弱く感じがち） 雷には鈍感なんで
猫もずいぶん性格が違うよねえ
だから人間なんてバラバラで当然
昔 飼ってたセキセイインコだって随分性格違ったよねえ
と言うことで
人間をひとつの型にはめるのは 意味がない という無理矢理な結論
久しぶりに 和さんデザイン
すごいね
よく このてふてふ 見つけてきたね
和さんの 璃寛茶 と 兎巳の 緋色 あたりの色
あーこう見ると
緋色といつも使ってる文字の色かなり違うな いいけど
上の色で書くとうっとうしいよね
いのしし 可愛いな……
こっちの色で書くことにしようかな 今度から
璃寬茶のが好きなのね
どことなくやる気も上がる
渋い？ 渋い？
あー
しぶいしぶいしぶい
でしょでしょっ
ですです
渋くなりたいのか 和さんてば
または格好いい姉ちゃん
兎巳は昨日髪を切りに行ったんですがぁ
できばえが今一
っつか 前あそこに行ったときも
カットが今一 とか思ったんだよね そう言えば
やっぱ 女性の美容師さん 駄目だ
切り方に思い切りがない
男の人の方が
大胆に切ってくれる
って兎巳が注文つけないからいけないんだけどさあ
なんか女の人だと 注文付け辛いの
それに最初に言ったことが上手く伝わってないと
あー もう言ってもムダかなあと
それに縮毛矯正かけるから
４、５時間も時間が経過していて
『早くこの場から逃れたいっ』状態になってるからな
今度こそ
こういう形って言えるように
ちゃんと写真とかとっておこうっと
あ よく考えたら この髪型って
切ってくれたねーちゃんと まんまじゃん
長さ違うから気づかなかったぜ ははは
