2007/11/08 (Thu) 鍵屋のおっちゃん

鍵をなくして　スペアキーをつくりに
地元のお店に行ったんです
前もこれ作るの難しいって渋い顔されたけど
どうしようもないし
ちょびっと　特殊なカギなんですよ

案の定
「開くかどうか保障はできない
ほらここに、作れないスペアキー一覧に入ってるでしょ」
って言われたけど
とりあえず作ってもらいました

デジタルノギス（というのかどうかはわからない）で
幅を測りながら　おっちゃん曰く
「10分の１ミリ違うと絶対あかないんだね　
これは10分の4ミリ…う～ん」

開かなかったらまた持ってきてねと言われて
ドキドキしながら　鍵穴に入れてみたら

……もとの鍵よりスムースに開くじゃん
おっちゃんすっげー

夕方また出かける機会があったんで
ついでにもう一本作っておいてもらいました
「いやー、どうしたか気になってたんだよ
開いて良かったよ」
とおっちゃんも喜んでくれました
今度は10分の2ミリの誤差で出来上がり
「これは開くね」
と太鼓判
もちろんすいすい開きました

鍵の作り方にも癖があって
他人の作ったものは作りにくいそうです
「もとの方はとっておいて　作る必要があったらこっちを持って来て
その時の気分で　作れないっていうかも知れないから
その時は　前にこれで作れるって言ってたっていってね」
だそうです　あはは

直前に　お客さんのところから帰ってきたばかりで
その話をしてくれました
なんでも　その家では鍵が壊れて　別の業者にドアごと替えなくちゃいけないから
40万かかると言われたそうです
おっちゃんが修理して4万ちょっとで済んで感謝されたとのことでした
なんかかっきー惚れそう

「作れない鍵一覧から外しておかなきゃね」
って言ってました